« 中村岳陵展-横須賀美術館 | トップページ | クレラー・ミュラー美術館 »

光の画家サージェントとソローリャ-プチ・パレ

2007年初春にオランダ、ドイツ(ベルリン)、フランス(パリ)の美術館めぐりをしました。今後それらをおいおい記事にしていきたいと思います。
今回はパリのプチ・パレ(パリ市立美術館)で2007/2/15から5/13に開催されていた企画展です。
私がサージェントの作品にガツンとやられてしまった出逢いでした。

オルセー美術館からコンコルド広場を経て、グラン・パレ、プチ・パレ方面へ歩いていきました。
グラン・パレは建物が大きく、ガラス屋根が目立ちます。
P1010578

その向かいにプチ・パレがあります。パリに着いてから街頭のあちこちでこの企画展のポスターを見かけていたのですが、プチ・パレでやっているとは気づいていませんでした。もともとプチ・パレの常設展を見にいったのですが、着いてみると企画展の観客が一杯で驚きました。
P1010596

企画展に入り、一角に回り込んだところにあったサージェントの「The Misses Vickers」(画像と解説)を観た瞬間に、ガツンと一発でやられてしまいました。上記リンクの先の解説では、構図やポーズが変と酷評された、とありますが、私は気になりません。きめ細やかに三人三様の美しさが描き分けられていると思います。そこに単なる肖像画を超える魅力を感じます。リンク先の解説では、右から次女、長女、三女だそうです。

「Lady Agnew of Lochnaw」(画像と解説)も展示されていました。こちらも成熟した美しさで見ごたえのある画でした。

あちらの美術館では、企画展の全作品を載せた図録を作る習慣がないようです。この企画展でも抜粋の図録兼パンフレットが販売されていて、それを購入しました。素晴らしい記念になりました。

私はこの展覧会をきっかけにサージェントを知ったのですが、帰国後調べてみると、日本での知名度は低く、企画展は平成元年にあったのが最後のようです。書籍も出版されていません。

そんな中、お薦めの画集があります。
The Age of Elegance: The Paintings of John Singer Sargent
左のお薦め本リンクから確認してください。肖像画がいっぱい載っています。価格がそれほど高くないので、ご関心がありましたらご覧になってみてはいかがでしょうか。

ボストン美術館所蔵の「エドワード・ダーレイ・ボイドの娘たち」は、私はあいにく行けませんでしたが、昨年名古屋ボストン美術館に来ました。メトロポリタン美術館には「マダムX」などの作品があるそうです。

日本で本物をまとめて見られる機会が作られてほしいです。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/8342/41091909

この記事へのトラックバック一覧です: 光の画家サージェントとソローリャ-プチ・パレ:

コメント

コメントを書く